tamamaのブログ

アスペルガー発達障害児子育てブログ

やさしくなる気持ち

こんにちは、たままです。
以前からたままも発達障害かもという気持ちを持っているのですが、
相談員さんにその年齢で問題なく過ごせていたので、
無理に診断名をつける必要はないのではというアドバイスをもらい
「そうやな~」と自分で納得して心療内科の受診はしていません。
しかし、この気持ちを思春期の頃にわかって診断していたらとは
毎日の生活や、人生が変わっていたのではという思いは持っています。


一つは、たままは非常に真面目で厳格な両親の元に育てられていたので、
実姉も非常に優秀で、
家族からダメだしというか怒られた記憶しかもっていません
実の親の事がそんなに好きではないんです。
実姉はとても頭の良い人なので言葉遣いは毒舌ですが、
まあ本当の事やなと思っています。
たままは姉が決めたことに全て従うということに決めています。
親の言葉で言われたのが、
「そんなんじゃ大人になって困るから」という心配しながらの
サンドバック状態の言葉の虐待(差別用語を沢山いわれました)
やる事すべておこられて、
どんくさいとか
要領が悪いとか
本人の努力不足に取られる発言にくるしめられてきました。
学校の先生にも、もう一歩足りないとか、
やればできるのにどうしてしないの?
など、たままがなまけてしていないように言われていました。
出来ない事は出来るまでさせられていたので、
たままはほとんどの人が出来ることは普通にできます。
たまに、「たままさん何でもできて羨ましい」
とまで言われることがこの年になると多くなってきました。
たままの特性に、
出来るようになったことを忘れないというのがあるらしく
出来るまでは非常に時間がかかるのですが、
覚えるとほとんど忘れないので年を重ねると出来ることだらけです。
(お金儲けの才能はないので、
日常生活に対してだけです。
専業主婦が一番得意かも)


二つ目に、たままも小学校の時からいじめられていました。
女の子も男の子もあることない事、悪口を言われまくって泣いていた記憶があります。
身長が高かったのとちょっとぽっちゃりしていたので見た目の事や
たままはかなり色が白いので、色が白くて気持ち悪いとか
通学路に〇〇のバカと何個も何個も書かれたのはものすごく傷つきました。
学校にいくと突然女子全員から無視されたり、
訳がわからなくて困っていました。
首謀者を問い詰めると(たままは気が強いです)
今度は担任に怒られて、
最後は喧嘩両成敗という変な正義をかざして今でも腹が立つ思い出です。
中学、高校、短大とそれなりに人と関わっていますが
その都度変ないつの間にか変なことになって
たままの、わがまま という事にされていました。
小学校から高校まで保健室のお世話にもなっていました。
今まで友達はいません
はじめましての人とはすごくフレンドリーに話をすることが出来ますが、
何回かあった人に対しても心を打ちとけて話をする意味がわかりません。
人の気持ちの表と裏の様子がわからなくて
陰で色々言われていると思うようにしています。
そう思うことにして心を平常に保っています。


三つ目は子どもの頃から寝言と夢遊病というか寝ながら動いてしまうんです。
この症状は大人になっても、
ちょくちょく気になる事があるとかなりの頻度で寝ている時間にしゃべって動いています。昨日も電気をつけて窓を開けて外に行こうとしていました。泥棒が来たようです。
(だんな様は、はじめは相手していたようですが、
今は冷静にたままさん夢ですよと教えてくれます。)
たまま自身がそんな感じで人付き合いが苦手だったので、
お姉ちゃんも同じやな~と思って将来困るからと思い
心配で心配でいろいろ口やかましくしている姿が
たままの親と同じ怒ってばっかりの毎日になっていました。


発達障害というジャンルに属しているお姉ちゃんを
たままもわかりあえる部分もあるのですが、
本人が乗り越えなくていけない
大人になるために我慢することなど
親も本人もひとつ下がって客観的に自分の事をみられるのには
発達障害という診断名をもらうのは
我が家では大切な事だったと思います。


朝に起きてきて嫌そうに学校に行く準備をしているお姉ちゃんを見てると、
「頑張っているなあ~」と思って知らず知らずに頭をなでて褒めています。
ご飯ものろのろと美味しくなさそうに食べているのですが、
少しでも口に運んで食べる様子が見られることに
感謝の気持ちが湧いてきています。
以前はあまりに食べたがらないので、
スプーンで口に押し込んでいました。虐待ですね
それも含めてたままの子育てなので、
以前も必死でやったことですし、お叱りの言葉をもらうでしょうが
間違っていたとは思っていません。
お姉ちゃんが覚えていて自分の子供に虐待的な事をしたのであれば、
それは本人が勉強して乗り越える事だ考えています。
今は、以前よりもとてもやさしい気持ちで子供たちと接しているので
毎日が楽しくて家族といる時間が
何より幸せだと思っています。

JKのはずが

こんにちは、たままです。
お姉ちゃんが高校生になってもうすぐ一年がたちました。
中学受験をしていたので進学先は同じ建物の中の高等部に進級するだけのつもりで中学校を入学していました。
いじめられていたのでそのまま進級することを家族で話し合いとても悩みましたが、
本人の学力不足と新しい友達とのミックスクラスになるという話で、
お姉ちゃんの事を一から説明したり、
お姉ちゃんが生活するのにより慣れている校舎の方がいいのではと思って進級を選びました。
これはちょっと失敗かな~とも思ったりもしたこともあります
どっちを選んでも苦難の道になったので同じかな。
この先の進路で高校2年生から進路の理系、文系に分かれてクラス編成をするのですが、
「どっちにしよう~どっちにしよう~」毎日うるさいくらい唸っています。
悩むくらいなら、勉強してくれたら良いのにとも思ってイライラしながら暮らしている毎日です。
自分の事をしっかり考える機会なので「自分で決めたら」と何度も何度も声をかけている所なんですが、
本人がはっきり決められない性分なのであまり突き放すと、
心がどこかに飛んでいって戻ってこれなくなっても困るので
なるべく本人に決めさせるようにしながらも
今後お姉ちゃんが仕事に就くことが出来るような進路を選んで欲しいと願っている毎日です。

発達障害児の学習方法

こんにちは、たままです。
アスペルガーのたぶんグレーゾーンのお姉ちゃんの話です。
お姉ちゃんはとてもこだわりが強くて、記憶力は良いはずなのに勉強に生かすことが出来ず苦労ばかりの毎日をすごしております。
勉強をする環境ですが、周りにザワザワ音がするとそっちばかり気になって集中が出来なくなるようです。
気になる事があるとそのことばかり気になって肝心の勉強が出来なくて何度も私が様子を見に行って勉強に心を向けるようにしております。
一度覚えたことをなかなか忘れられず、頭の中がいっぱいになり、覚える事が増えてきた中学三年の頃に、「これ以上、何も頭に入りません。」
と泣きつかれて困った記憶があります。
勉強を始める前に、部屋の片づけがはじまるのが一種の儀式のように始まって
それが終わると、一度休憩が入ります。
いつ始めるのかイライラしていたのですが、
診断を受けてからは私の方がこんなものかなあと思って、
今後困るのも本人なんだし、
ここで怒ってしまっても本人は気が付かないんだと思えるようになりました。
お姉ちゃんの成績が上がると嬉しいですが、それはそれで
勉強に向かうことができない状態をイライラしたり怒ったり諭したり
こちらもお姉ちゃんとの関係を悪くするよりも
彼女の味方として人生の応援を長い目でしていきたいと思うようになりました。
かっとなり声を荒立てて言い争いをしたこともたくさんあります。
日頃は超絶やさしいだんな様にお姉ちゃんの態度と言葉遣いが原因で吹っ飛ばされて投げられていました。虐待としつけのはざまで本当に悩んでいた時期です。
結局、勉強はあまりしてないのが現状です。
大学も行きたいという本人の希望はあるようですが、
目的もなくて家でゆっくりすることが大好きなお姉ちゃんなので、
引きこもりさんにならないよう祈っているばかりです。
本人も何者にもならない自分に鬱々とした日々をすごしているようなので、
人生一度きりだし、
失敗をしてもいいので楽しくやっていけたらいいんじゃないかなと思って子育て頑張っています。